精選版 日本国語大辞典 「メビウスの帯」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
細長い矩形(くけい)ABCDの短い対辺ADとBCを貼(は)り合わせる。このとき の(1)の矢印が反対方向を向くようにしてAとB、CとDを貼り合わせると、普通の帯(円柱)ができる。矢印の向きが一致するようにAとC、DとBを貼り合わせてできる図形がメビウスの帯である。メビウスの帯は種々のおもしろい性質をもっている。たとえばその中心線に沿って切ってみると、円柱では二つの幅の狭い円柱に分かれるが、メビウスの帯は幅の狭い2回ひねられた1本の普通の帯になる( の(2))。またメビウスの帯の中心線上を矢印のついた小円板を転がして1回転してみると、矢印の向きが逆転する( の(3))。もう1回回転すれば元に戻る。よってメビウスの帯は表裏のない曲面で不可符号曲面とよばれる。メビウスの帯の境界は1個の円周であり、他の不可符号曲面はこのメビウスの帯からつくられる。
[野口 廣]
出典 法則の辞典について 情報
人間は、物質だけではなく、精神的にも満たされることを求めて生きる存在である、ということ。[使用例] なるほど人間はパンのみで生きるものではない〈略〉しかし、学問とか賢こさによって、世のためになる人の給...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新